4.1 SweetMagicコンテンツ文法の概要

(1)SweetMagicコンテンツの例
SweetMagicコンテンツでは、swtタグとデータ表示用の{{}}を使って、取得したデータの動的な処理の表示を行なうことができます。
以下は、SweetMagicコンテンツの一例です。(HTML作成の一部を抜粋)

Amazon検索結果:{{Amazon.totalResultCount}}

楽天ブックス検索結果:{{books.count}}

{{index1+index2}} ASIN {{item1.asin}}
商品名 {{htmlEncode(item1.attributes.title)}}
価格

Amazon: {{item1.attributes.listPrice.amount}}

楽天ブックス:{{item2.itemPrice}}

]]>
このように、SweetMagicコンテンツを使うことで、様々なコンテンツを作成することができます。

(2){{}}
データをコンテンツに出力する場合には、{{}}を使用します。
{{}}の中では、四則演算を行なうことも可能です。
ただし、四則演算可能なデータは、基本データ型に限ります。
それ以外のデータで演算を行なった場合は、実行時エラーが発生します。

(3)スコープ
コンテンツでは、デフォルトでインプットデータが使用可能です。
インプットデータは、コンテンツのグローバルスコープに指定した名称で登録されています。
従って、インプットデータを使用する場合は、インプットデータ名称で呼び出す必要があります。
(上のコンテンツでは、Amazonとbooksという2つのインプットデータが登録されています。)
各インプットデータのデータ構成については、4.5 データ構造を参照してください。
インプットデータ以外にも、setタグを使って変数を定義することはできます。
setタグについては、4.3.1 swt:setを参照してください。
また、タグによっては、属性で変数名を定義する場合があります。
この場合、変数のスコープは、各swtタグの領域内のみとなります。
スコープの外では変数が使用できなくなるので、注意してください。

(4)予約語
SweetMagicコンテンツでは、以下の予約語を用意しています。

(a) null
空のオブジェクトnullを表すキーワードです。

(b) true
論理値の真を表すキーワードです。

(c) false
論理値の偽を表すキーワードです。